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ルーフの補修ラッピングです☆ボイジーです☆

2024.11.08

茨城県つくばエリアでカーラッピング、ペイントプロテクションフィルムを施工販売するボイジーです。

 

みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回はお問い合わせの多いルーフの補修ラッピングのお話です。お車はスズキのスイフトです。お客様が大変気に入られており大事に乗って来られたお車でしたが、10年以上経過してルーフのクリア塗装が剥がれ始め、なかなかかわいそうな状態になっていました。乗り換えも検討されたそうですが、やはりもう少しこのお車で、とのことでご来店いただきました。せっかくカラーチェンジをするので、ボディカラーと違った色を選択され、さらにフィルムならではのサテン(半つや)のフィルムで施工することになりました。

 

まずはルーフの下地処理です。一般的にフィルムを貼れば傷が隠せると思っている方も多いようですが、実際フィルムの厚さは100μ(ミクロン)程度なので、凸凹があれば当然拾ってしまいます。そこでクリアの剥がれた塗装をサンドペーパーでならしていきます。この作業は手で表面の平滑を確認しながら行うので時間がかかります。
2人かかりで2日ほどかけて表面を綺麗に削っていきました。


最初は小さなクリア剥がれが何箇所かにある程度でしたが、ペーパーをかけながら追いかけていくと、広範囲に広がっていることがわかり、最終的にはルーフ全体をペーパーがけすることに。何度も手で平滑を確認しながら、ペーパーの番手を上げつつ作業をすること2日。やっと納得のいく下地ができてきました。




表面が平滑になったところでルーフを洗浄し脱脂をします。ペーパーの削りカスが残っているとフィルム表面に出てしまうため、何度も確認しながら脱脂します。

ここまできてやっとフィルムを貼ることができます。

フィルムを乗せた状態で異物がないかよく確認してスキージーで圧着していきます。下地処理に時間をかけた甲斐があり、かなり綺麗な表面状態になりました。
平面部分はフィルムのエアフリー機能(糊にエアが抜ける溝が切ってあり、フィルムの上から押すことで空気が抜ける構造のこと、エアチャンネルとも呼びます)があるので、空気も入らず綺麗に貼っていくことができます。これについては経験のない方でもできるレベルの作業かと思います。
なんだラッピングって簡単だと思われた方もいらっしゃると思いますが、プロの腕を見せるのはここからです(笑)


ルーフは前後左右にボディと接合する部分があります。写真はリアゲート側です。パネルの隙間にフィルムを差し込み、角をきっちり作ることでまるで塗装したかのような仕上がりになります。


こちらはフロントガラス側です。ガラスモールの中にフィルムを差し込み、ルーフモールにフィルムが隠れるところまで追いかけることで隙間のない、フルカバーされたラッピングになります。当然そこにはシワやエア残りはありません。こういった角などの立体的な形状に平面のフィルムを貼っていくことができるのがプロです。


完成したラッピングを見るとわからないかも知れませんが、塗装表面の下地処理に始まり、仕上げの処理までしっかりとした施工ができるようになるには、時間と経験が必要になります。そうした技術を持ったプロのインストーラーによって古い感じに見えていたお車が見違えるようにリフレッシュしました。

 

ボイジーではクリア剥がれなど塗装が劣化したお車の補修ラッピングも承っております。長年乗ってきた大切なお車を新たなカラーでリフレッシュすることができます。
塗装表面の状態によって施工時間や金額が変わってきますので、お見積もりは現車確認の上、フィルムのご説明と合わせてご提案させていただきます。興味のある方はホームページのお問い合わせフォームからご連絡ください。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回は、オートバイのタンクにラインを施工したお話です。お楽しみに!

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