2023.12.08
茨城県土浦市でカーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、コーティングを施工販売するボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回のお車はルノーメガーヌRSです。ヨーロッパのメーカーですが、日産と資本提携していることで割と馴染みのあるブランドなのではないでしょうか?そんなルノーの中でスポーツモデルとして君臨するメガーヌRSのエンブレムをラッピングしてみました。オーナー様はフロントグリルにあるブランドマークをブラックアウトしようとDIYにチャレンジしたものの、上手く行かなかったとのことでボイジーにご来店くださいました。ついでにリアゲートのエンブレムもマットブラックにラッピングしたいとのことです。
フロントのエンブレムはクリアのガーニッシュの中にメッキのエンブレムが埋め込まれているタイプで、最近よくあるレーダービルトインタイプです。ここをブラックアウトするにはスモークを貼るという方法もありなんですが、エンブレムが目立たなくなってしまうので別の方法をご提案しました。いわゆるエンボスという技法です。最初はよくわからないという感じだったオーナー様も出来上がりを見て非常に気に入ってくださいました。
早速施工していきましょう。
オリジナルの状態です。メッキのエンブレムが中に埋め込まれています。
エンブレムの形にカットしたフィルムの上からラッピングした状態です。ほんのりとエンブレムが浮き出ているのがわかります。
横から見るとエンブレムの形がくっきり見えますね。
ブラックの中にもしっかりと意匠が残され、玄人好みのラッピングではないでしょうか?ちなみに使用したフィルムはTECK WRAPのアルティメットブラックです。
他メーカーのフィルムよりも少し厚めのフィルムなので、エンボスのように段差を活かすラッピングには最適です。また表面の艶感もしっかりしているので、ピアノブラックで塗装したような質感が良い感じです。
続いてリアゲートのエンブレムです。
実は通常、エンブレムのラッピングのお問い合わせがあるとお断りすることが多いです。なぜかというとほとんどの車のエンブレムはネットで購入できるからなんです。ブラックに限らず、マットブラックやカーボンなど種類も豊富です。しかも安い(笑)。ラッピングだとフィルム代に手間賃がそれなりにかかってしまうので、ネットの商品には金額的にかないません。しかし今回引き受けたのには訳がありました。このエンブレムはバックカメラが内蔵されているため、取り外しが困難で、ネットでも商品がなかったとのことでした。他に方法がないのであれば、プロとしてお引き受けせざるを得ないと思い、お引き受けした次第です。
エンブレムを外さずに施工するのは結構難しいです。1回目は細かい所にブツが入ったのと、エッジのカットが気に入らなかったのでやり直しました。
写真では違いがわからないと思いますが、2回目は上手く施工できたのでエッジをカットしていきます。
完成画像がこちらです。やはりフィルムに少し無理をさせている部分がありますが、なんとか仕上げることができました。
さて今回の施工にかかった費用ですが、前後のエンブレムを合わせて3万円弱といったところです。施工期間は2日間いただきました。そんなにかかるの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、オーナー様も自分でDIYに挑戦してみて難易度がわかっていらっしゃったので、むしろ安いと言っていただけました。エンブレムをカラーチェンジして見たいと思った方は、まずネットで探して見てくださいね。もし気に入った物がない場合や、色が気に入らない場合などは、ボイジーにご相談ください。お問い合わせはホームページにあるお問い合わせフォームからお願いいたします。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はポルシェのPPF施工のお話です。お楽しみに!
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