ラッピング＆プロテクションフィルム
ボイジー

茨城県土浦市でカーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、コーティングを施工販売するボイジーです。

みなさんこんにちは！ボイジー代表の古川です。
今回はバイクのフルラッピングのお話です。オーナー様は免許を取ってすぐに購入したヤマハのYZF-R２５にとても愛着のある方で、かなりお若い方なのですが、ネットで見かけた昔のヤマハのレーサーのカラーリングが気に入ってご相談にいらっしゃいました。
ご希望のカラーは１９８０年台に鈴鹿８耐で活躍したFZR TECH21カラーです。僕はリアルタイムで見ていた世代なので、とても懐かしいのですが、今の若い方にはとてもかわいいと感じられるようです。

現車を確認の上、カラーをサンプルから選んで頂いたのですが残念ながら国内在庫がなく、一旦は諦めようとしましたが別の方法をご提案させていただきました。実はラッピングフィルムにはカラーのついた通常のものと、印刷用のメディアと呼ばれる白いフィルムがあります。グラフィックラッピングに使われるこのフィルムを使用して、往年のTECK21カラーを再現することにしました。テスト印刷を繰り返してかなり近い色合いが出来上がりましたので、オーナー様に現物をご確認いただき、施工へ進むことになりました。

準備が整いましたので、早速施工していきます。
元の色はマットブラックでしたが、この塗装はフィルムの密着が弱いので、カウル類を外してしっかり脱脂してから施工します。

まずはフロントフェンダーから取り掛かりました。



形状が複雑かつ開口部もあるので、下貼りをしてから施工しています。こちらはTECH21カラーの色が濃い方ですね。

続いてサイドカウルを施工していきます。

サイドカウルは２トーンのカラーになるので、ナイフレステープを使ってカラーリングを切り分けます。と、作業に夢中になっていて、施工中の写真がありません（笑）

続いてはタンクの前部分にあるカバーの施工です。


これもなかなかの形状で苦労しました。TECH21カラーの薄い方の色です。

タンクカバーを施工したのでタンク本体も施工します。


最近の２５０CCはタンクが大きいですね。横への張り出しも大きく、フィルムにテンションをかけていかなければならないのですが、あまり引っ張ると色が抜けてしまうので力の調節が難しい部分でした。

そしてタンクカバーとタンクを合体させるとこんな感じです。

TECH21ぽくなってきましたね！施工している自分でもワクワクしてきました（笑）

さてこの後はフロントカウル、テールカウルと施工が続くのですが、少し長くなってしまったので次回にします。

ボイジーでは業務拡大のため施工スタッフを募集しています。車やバイクに興味がある方、ラッピングの仕事に興味がある方のご応募をお待ちしています。
入社希望の方は代表の古川まで直接お電話くださいね！（０８０−１２２６−１３６３）

ここまでお読みいただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はYZF-R25のフルラッピング後編です。お楽しみに！