2022.06.17
茨城県つくばエリアでカーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、コーティングを施工販売するボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
前回はSKEETERというバスボートの外装をプロテクションフィルムでフルラップしました。今回は内装とエンジンフードのラッピングです。
クルマやバイクの場合は外装を保護するのがPPFの目的なのですが、バスボート の場合はちょっと事情が異なります。というのもボートの上で釣りをする関係上、ロッドやルアーがデッキに置いてあるのが通常です。ボートの揺れやキャスティングの際にルアーがデッキの内側に当たって傷つくことがよくあります。また土足で乗り降りするため、キャビン周りも靴が当たって傷つくことになります。そんなわけでオーナー様からデッキ内側とキャビン内部も全面的にPPFを施工して欲しいとリクエストをいただきました。また、ボートの後ろに取り付けるエンジンが真っ黒で味気ないのでラッピングをしたいということで、こちらも施工させていただきました。
まずはキャビン内です。上の写真は運転席と助手席の間にあるコンソールです。このあたりも歩き回ったり乗り越えたりする場所なので傷がつきやすい場所です。細かなパーツに分割して全面的にPPFを施工しました。
こちらはデッキの内側(助手席)です。スピードを出すとどうしても足や手で踏ん張るので、手や足が当たる部分は全てカバーしました。シート下も施工しましたが、狭い場所での施工だったのでなかなか大変でした。僕は体が小さい方なので、こんな時はちょっと便利ですね(笑)
こちらはキャビンの前面に取り付けられるフードです。左が施工前、右が施工後です。実は施工のタイミングで2、3回走行した後の施工となりました。水上ですが100キロを超えるスピードで走るボートなので、一回の走行でも結構擦り傷がつきます。PPFを施工すると細かな傷はフィルムで隠れてしまうので右のように新品のような状態になりました。施工後は擦り傷程度であればフィルムが自己修復してくれるので安心です。
最後にエンジンフードにラッピングです。オーナー様のご希望は黒ベースに赤い楕円形の模様を入れたいとのことでした。単純な楕円形では面白くないので、赤と黒の境界はグラデーションでぼかしてあります。このようなデザインはインクジェットプリントで対応しています。今回は3Mのドラゴンファイヤーレッドにブラックをプリントしてフィルムを作成しました。
真っ黒だったエンジンフードにワンポイントが入ったことでオリジナルな感じが演出できました。船体の赤ともマッチしており、全体的なバランスが良くなったと思います。
オーナー様のナイスセンスですね!
そんなわけで足掛け10ヶ月の大プロジェクトが終了しました。イーストワン様にも何度も足を運んだおかげですっかり仲良しになりました。
気になる今回の費用ですが、船体のフルラッピングということで約100万円ほどかかっています。なかなか全部というわけにはいかない金額ですが、気になる部分だけ施工するパートラッピングも承りますので、気になる方はホームページのお問合せフォームからご連絡ください。直接お電話を頂いても大丈夫です。
ボイジーでは業務拡大に伴い、スタッフを募集しています。車やバイクが好きな方のご応募をお待ちしています。性別や経験は問いません。ラッピングやプロテクションフィルムの仕事をしてみたいと思った方は、代表の古川までご連絡お待ちしています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はダッジ チャレンジャーのバンパーをラッピングしたお話です。お楽しみに!
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