2022.06.10
茨城県土浦市でカーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、コーティングを施工販売するボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回は陸上の乗り物から離れて水上の乗り物です(笑)千葉県佐原市にあるマリーナのEAST ONEさんにお邪魔して新艇のバスボートにPPFを施工したお話です。
実はこのプロジェクト、昨年の夏から始まっていましたがコロナの影響で船のパーツがなかなか届かず、途中中断したりして足掛け1年で完成しました。
そんなわけで話が長くなります(笑)ので、前編後編の2部構成でお届けします。
まずはボートの全体像です。アメリカ製のSKEETERは全長6.5メートル。非常にスタイリッシュな船体とカラーリングがアメリカをイメージさせるデザインですね。
このボートは時速100キロ以上で走るので水中のゴミや杭などで傷が付くのを防止する目的でPPFを施工しました。またデッキもロッドやルアーが当たったり、靴で踏む部分もカバーしたいということで、キャビン内部までフルラッピングを施工させていただくことになりました。
EAST ONEさんには船の整備用の倉庫が完備されているので、PPF施工に必要な条件が整っています。新船、中古船の販売も行っていますので、船に興味のある方は是非EAST ONEさんにご相談ください。
まずは船体側面の施工です。当初は前から後ろまで1枚で施工することも検討したのですが、後々傷ついたフィルムを張り替える可能性を考慮した結果、費用や手間をかけずに済むように5ブロックに分けて施工することにしました。何しろバスボート は寿命が長く、オーナー様も約20年ぶりの買い替えとのことでした。
ガンネルの真下から船底までインストールしていきます。SKEETERはプレスラインが多いのが特徴ですが、この溝を攻めて行くのがなかなか大変(笑)
先端(BOW)に進むにつれてカーブがきつくなっていくので、曲面に合わせていくのも難しいポイントでした。
船尾は独特の形状をしています。ここは3ピースで貼り分けています。
続いてガンネルの上側を施工しました。下のブロックとつなぎ目が合うように施工していきます。
そんな感じで船体外側をまるっとPPFでフルラッピングしました。お客様からは表面の艶が良くなったとの評価をいただきました。特に赤ラメになっている部分は発色が綺麗になり、よりいっそうキラキラ感が増したので大変喜んでおられました。
実はこの時コロナの影響でキャビンフードやエンジンが届いておらず、作業が半年間止まってしまいました。なかなかパーツが来ないね、なんていいながら年を越してしまい次に取り掛かったのは翌年の4月でした(笑)というわけで今回のお話はここまでにしておきます。
ここまでお読みただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はSKEETERのキャビン内の施工のお話です。お楽しみに!
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