2022.01.28
茨城県土浦市でカーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、コーティングを施工販売しているボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回はバンパーにラインを入れてみたお話です。最近スポーツ系のクルマでよくバンパーのリップにラインが入っているのを見かけますが、あれです。
量販店などでカッティングシートなどがよく売られていますが、細いテープをまっすぐ貼るのは意外と難しいものです。今回はナイフレステープを使ってラインを入れる施工をご紹介します。
今回のお客様はAUDI TTです。バンバーの先端に黒のリップパーツが使われており、なかなか精悍な顔つきです。オーナー様としてはもう少しインパクトが欲しいとのことで、このリップにラインを入れることをご検討されていました。色をどうするか検討した結果、とりあえずオーソドックスな赤を選択されました。ブルーのボディに赤のラインは差し色としても良い感じだと思います。
早速施工していきます。
まずは施工場所をきれいにお掃除し、脱脂した後にナイフレステープを仕込みました。ナイフレステープはテープの下に仕込まれた細い糸でフィルムをカットする道具です。カッターを使わずにフィルムをカットできるので、ボディに傷をつける心配がありません。ラッピングには絶対と言ってもいいほど使用されるツールです。
ナイフレステープを仕込んだ上からフィルムを置いていきます。リップはゆるい曲線を描いていますので、左右に少しだけテンションをかけて貼ります。そうすることでフィルムが自然とリップの形状に巻きつくようにフィットします。
しっかりとスキージングしてフィルムを定着させた後で、ナイフレステープを抜いてフィルムをカットしていきます。
余分なフィルムを取り除いた状態です。
リップに沿って真っ直ぐなラインを入れることができました。フロントに差し色が入り、レーシーな印象になりました。
こう言ったラインの施工をする場合、細いテープ状のフィルムを貼ることも一つの方法ですが、一発勝負になるのでなかなか難しい施工になります。ナイフレステープを使えば、納得のいくラインを出した上でフィルムを貼ることができるので失敗がありません。少々フィルムを多めに使うことになりますが、やり直しのリスクや施工時間を考えると成功確率の高い方法を選択するのが効率的かなと思います。
ちなみに後日談ですが、オーナー様からやっぱり派手だから色を変えたいとのご依頼がありました。同じラインで色を赤から青に変更したいとのこと。もちろん喜んで再施工させて頂きました。(写真を撮り忘れました)
ラッピングはカラーをチェンジするものですが、試しに貼ってみて気に入らなければ別の色に変えるのも簡単です。この点もラッピングのメリットですね。
今回の施工では他の箇所も同時に施工したので割引価格を適用しましたが、リップのラインであれば数千円から施工可能です。気になる方はお問い合わせページまたは直接お電話ください。
ここまでお読み頂きありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はテールランプのスモーク化のお話です。お楽しみに!
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