2022.01.21
茨城県土浦市にあるカーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、コーティングの専門店ボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
寒い日が続きますが、今年は特に寒く感じます。もともと寒がりな性格なのでいつも以上にスタジオに引きこもっていますので、お気軽にスタジオに遊びにきてくださいね!ご来店頂いたお客様には暖かいコーヒーを淹れてお待ちしております。
さて、今回のお話はクルマではなく船です。千葉県佐原市にあるマリーナのイーストワン様のご依頼でマリンボートをラッピングさせて頂きました。イーストワン様ではボートを保管するマリーナ事業の他にボートの買取販売も行っており、今回ご依頼頂いたのはイーストワン様で所有されているマリンボートです。イーストワン様では販売するボートのカスタムにも力を入れられており、ラッピングボートの見本作成として今回の施工となりました。
まずは施工前の状態です。
中古艇なので少し汚れていますが船体傷も少なく表面の状態は良好でした。オリジナルのステッカーが劣化しており、見た目にもちょっと古臭く感じてしまいます。施工前に古いステッカーは撤去、全体を軽く磨いて塗装も落として頂きました。
実はボートの寿命は結構長いそうで、20年程度であればまだまだ使えるそうです。このボートもお化粧直しをすることで新艇のように生まれ変わります。
今回は船体の形状に合わせて左右を一枚で施工します。後部のみ下貼りを行ってから側面を施工しました。
船体にフィルムを置いた状態です。
全長が6メートルもあるので4人がかりでフィルムを置きました。この時点でシワをほとんど取り除くのが成功への道です。船体が前方に向かってカーブしていくので適度にテンションをかけながら貼っていきますが、何しろフィルムが長いので大変でした(笑)スキージングしてフィルムを貼り付けた後はガンネル(防舷材)下と船体下部でフィルムをカットしていきます。また水抜きなどの突起物はフィルムをくり抜いて施工しました。
続いてキャビンにもワンポイントでラッピングします。こちらはイーストワン様でデザインしたラインに合わせてナイフレステープでカットして施工しました。
そして仕上がりの状態です。
少し古ぼけた感じのマリンボートでしたが、スタイリッシュに生まれ変わりました。マイアミあたりでバカンスを楽しむセレブのボートみたいですね。なんだかスピードも出そうなイメージです。実際この後新しいエンジンを積んでパワフルなボートに仕上げるそうです。
今回使用したフィルムは3Mのサテンパーフェクトブルーです。光沢を抑えた表面が派手すぎず大人な印象です。
施工期間は3日間でした。ボートのラッピングに興味のある方は千葉県佐原市のイーストワン様にご相談してみてくださいね!
ここまでお読み頂きありがとうござました。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はバンパーにラインをインストールしたお話です。お楽しみに!
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