2021.12.17
茨城県土浦市でカーラッピング、プロテクションフィルム、コーティングの施工販売を行っているボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回はとても珍しいクルマです。その名はルノーウインド。僕は名前を聞くのも実車を見るのも初めてでした。オーナー様はマニュアル車でオープンカーにこだわりを持っていらっしゃるようで、過去にも同様のマニュアルオープンのクルマを乗り継いでこられたそうです。でもなかなかこのカテゴリーのクルマは選択肢が少なく、なるべく人と被らないクルマを探して出会ったのが、このルノーウインドだったそうです。ルノー自体も珍しい部類かと思いますが、その中でもマニュアル車、しかもオープンカーとなると本当に玉数が少なく、まずお目にかからないとのこと。
そんなルノーウインドですが大きなヘッドライトに曇りが出てきており、磨きに出してもすぐに元に戻ってしまうので、オーナー様の心も曇ってしまっていたそうです。そんな時にボイジーで扱っているPPFを知り、ダメもとでお問い合わせしてくださったそうです。ヘッドライトの曇りの原因は紫外線による表面の劣化(ヒビ)が多いんですが、このクルマもやはり同じでした。不思議なのは右のヘッドライトにのみ症状が出ており、左側は何の問題もないこと。保管状況も特段変わった事はないそうなので、個体差としか言いようがないのかもしれません。
そんなわけで左のヘッドライトは表面を削り、曇りを取って行きます。
コンパウンドが飛び散るのでマスカーで養生します。
左が磨き前、右が磨いた後の画像です。大まかなヒビは取り除くことができました。この上にPPFを施工すると、細かな傷は見えなくなってしまいます。
PPF施工後の写真がこちらです。左右でほとんど差がないのがわかると思います。また最初の状態から比べると、ほとんど新品に近い状態に復活できました。
PPFは傷防止の役割を果たすので、紫外線による劣化が原因のヒビも防止する効果があります。この状態を数年は保持できます。
オーナー様もDIYでラッピングをされるそうで、ボディラインなどもご自身で施工されたそうです。個性的な見た目がさらにパワーアップしていますね!
希少な愛車を大切に乗り続けて楽しいカーライフをお過ごしください。
ちなみに納車の時にわざわざ電動オープンの実演をしてくださり、色々なクルマ談義で盛り上がりました。お客様との楽しい時間を共有できるのもこの仕事の良いところだなと思っています。
ちなみに今回の費用は磨きが左側のみで5,000円。ヘッドライトのPPF施工はいつもの通り20,000円で施工させていただきました。ヘッドライトの曲面がキツくて少し苦戦しましたが、オーナー様にもご満足頂きました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回は乗り降りで気になるドアステップのPPFのお話です。お楽しみに!
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