2021.11.19
茨城県県南エリアでカーラッピング、プロテクションフィルム、コーティングの施工販売をしているボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
ここのところ何故かルーフラッピングのお問い合わせが多いんですが、今回のルーフは一味違います。施工したクルマはホンダ S660。オーナー様はサーキット走行もよくされるそうで、剛性と軽量化を目指して社外品のカーボンルーフを注文されたそうです。高価なカーボンですがレーススペックで製作されているため、直射日光による劣化をご心配されていました。そこで当社のホームページをご覧いただき、ラッピングをご検討頂いたそうです。
ご来店いただきカーボンルーフを確認しましたが、何しろその軽さにびっくりしました。標準のキャンバスルーフよりはるかに軽く、剛性も高いものになっているそうです。
カラーはオリジナルのキャンバストップに近い色ということで、3Mのサテンヴァンパイアレッドをお選びいただきました。今回はハードトップだけをお預かりしての施工となります。
そして完成した画像がこちら。(施工前の写真を撮り忘れましたw)
前方から見た画像です。
横からみた画像です。
形状としては複雑ではないのですが、四隅の尖った部分でフィルムにダメージを与えそうだったので、補強でフィルムをダブルにしています。画像ではわかりにくいですが、下地のカーボン模様がエンボスになって表面に出ています。よーく見るとカーボン製ということがわかります。
普段ラッピング施工する場合はクルマごとお預かりすることが多いので、ルーフなども直接ラッピングすることがほとんどなのですが、今回はパーツの施工ということで固定するのに苦労しました。実はラッピングはフィルムに少しテンションを掛けて施工しますが、こういった場合パーツ単体では動いてしまいフィルムを引くことができません。そこでパーツの形状に合わせた治具を作成して、しっかり固定した状態で施工しています。固定には通常粘着力の弱い養生テープを使うんですが、カーボンにはほとんど付かないんです。色々工夫してなんとか固定、施工を完了することができました。ラッピングしている時間よりも固定する時間の方が長かったかもしれません(笑)
オーナー様に引き渡し後、早速ハードトップを取り付けて頂きました。
白い車体とワインレッドのルーフがお洒落ですね!しかし走りはミッドシップのキレキレマシンです。これでサーキットを攻めまくって欲しいですね!
ここまでお読み頂きありがとうございました。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はハヤブサのミーティングに行ってきたお話です。お楽しみに!
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