2021.11.05
茨城県南エリアでカーラッピング、プロテクションフィルム、コーティングを施工販売するボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回は久しぶりにヘッドライトにPPFをインストールしたお話です。なぜ今になってヘッドライトかというと、この仕事を始めたばかりの頃と比べて施工方法や時間が変わって来ているので、改めてご紹介したいと思います。
今回のお客様はボルボV40です。ヘッドライトが曲面のみで構成されている形状で、フェンダー側にも大きく張り出しています。最近のヘッドライトの形状は平面がほとんどなく、さらに3面が組み合わさって構成されているものが多く、とても難しい形状になっています。
従来はヘッドライトもアプリケーションを使ってデータを取っていました。
データを元にフィルムを切り出し、ヘッドライトに乗せて見るとこんな感じになります。
ヘッドライトの上下にたくさんのシワができます。フィルムにテンションをかけながら少しずつシワを消していくのが従来の施工方法でした。しかしこれだと時間もかかるしスキージーを強く擦り過ぎてフィルムに傷が入ることもありました。またフィルムに無理をさせた部分は後から浮いてくることもありました。
そこで考えたのが、大きめのフィルムを貼って後からカットする方法(いわゆるアフターカット)です。海外のインストーラーの動画を見るとみなさんこの方法で施工しているようです。でもアフターカットには少々難点があります。それは手でカットするのでカットラインが安定しない、カッターが深く入り過ぎてヘッドライトに傷をつけるなどです。
アフターカットについては僕もフェンダーやボンネット裏などの見えないところでは使っていましたが、見えるところはなかなか難しいものです。表面に傷を付けずにカットする技術は僕も持っていますが、綺麗なラインを出すのが難しいです。そんな時にいつも取引しているショップさんから特殊なマスキングテープを紹介してもらいました。
このマスキングテープ、幅が5ミリと極細なんです。なので直線はもとより曲線も綺麗にマスキングできます。試しにヘッドライトで試したところ、思い通りのラインを作ることができました。
今回のボルボV40もこの方法でインストールしたところ、作業時間が大幅に短くなり、カットラインも非常に綺麗に仕上がりました。ヘッドライトの際ギリギリまで攻めることができるので、フィルムがほとんど見えないようになりました。
そうして完成した画像がこちら
フィルムに無理なテンションをかけないのでのりズレやスキージー跡もなく、非常に良い仕上がりです。
ヘッドライトのPPF施工は車種を問わず一律20,000円(税別)(一部特殊な形状の場合は割増になることがあります)です。朝お預かりして夕方にはお引き渡しできる気軽なPPFですので、興味のある方はお問合せページからご連絡ください。
ここまでお読み頂きありがとうございました。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はGT−Rがやって来たお話です。お楽しみに!
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