2021.09.03
茨城県南エリアでラッピング、プロテクションフィルム、コーティングを施工しているボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回はバイクの隼のカウルをPPFでフルラッピングしたお話です。PPFのデータは普通クルマのものがほとんどなのですが、隼に関しては1型、2型共にラインナップがあります。今回は、2型の隼をPPFでフルラップしました。
このお客様はカウルを全塗装されており、社外品のステッカーを貼った上からPPFの施工をご希望でした。ラッピングフィルムやステッカーの上からPPFを施工することは可能なのですが、特にステッカーの場合フィルムの段差でエアーが入ってしまいます。その点をお客様にご説明し、ご理解を頂いた上で施工となりました。普段はバイク本体を持ち込んでいただいて施工しますが、今回はお客様のご都合で、カウルをばらした状態で持ち込まれました。作業台の上にしっかりと固定して施工していきます。
まずはフロントカウルにお預かりしたステッカーを貼って行きます。純正品ではないものの同じデザインとのことでしたので、ネットで画像を検索し、オリジナルと同じ位置にステッカーを貼っていきます。
その後、上からPPFを施工していきました。フロントカウルについてはメーカーからのデータで精度よく施工することができました。ちなみにメーカーのデータはフロントカウル本体とウインカーがビルトインされている左右エアダクトの3点です。
今回はフルラッピングとのことでしたので、こだわってウインカーも施工しました。こちらはボイジーでデータを取り施工しています。なかなかアールがキツく難易度の高いパーツでしたが、以前自分の隼にも施工したことがあるので、その時の経験が活きることとなりました。
続いてテールカウルです。こちらはフロントカウルと比べると飛び石の心配が少ない部分ですので、左右のウインカーダクト、ウインカーレンズに施工しました。このデータもボイジーで取ったものを使用しています。このウインカーダクトは一見簡単そうに見えるんですが、異なる曲面の組み合わせになっており、データを取るのに苦労しました。ウインカーレンズも正面だけでなく、側面もカバーするように施工しました。立ちゴケすると必ず傷つくウインカーダクトですが、PPFを施工してあれば、傷の心配はほとんどありません。
最後にサイドカウルです。こちらも立ちゴケ時に傷つく前側にPPFを施工しました。一見左右対象に見えますが、実はダクトの形状が異なります。ですので左右共にデータを取って施工します。
完成したのが首都圏に緊急事態宣言が発令される前日でした。お客様が緊急事態宣言の対象エリアにお住まいでしたので、なんとか宣言前にお渡しすることができました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回は樹脂パーツのコーティングのお話です。お楽しみに!
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