2021.08.20
茨城県県南エリアを中心にラッピング、プロテクションフィルム、コーティングを手掛けるボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
ボイジーのお客さんは意外にもメルセデスが多いんですが、今まではセダンがほとんどでした。今回は初めてのGクラスです。何しろGクラスは車体が大きい!長さも高さもスタジオに入るは入るものの、ほとんど施工スペースがなくなってしまいます(笑)そこで大家さんである鈑金工場をお借りしての施工となりました。ご注文いただいたのはヘッドライト、バンパー、ヘッドライトトリム、グリルの他、ドアカップ、ドアエッジです。
まずはヘッドライト。真円に見えますがほんの少し縦に長いので、位置を合わせるのに気をつかいます。縁がきっちり揃うように微調整をしながら施工しました。
ヘッドライト表面も緩く凸面になっているので縁の方にはシワができます。これをしっかり取り除いてきれいにインストールできました。
続いてバンパーです。このクルマはブラバスのアフターパーツがついており、既存のデータが使えません。使える部分をカットして貼り、その他はワンオフにて施工しました。
コーナーがきつい、インレイが左右で4箇所もある、段差もきついと言うことで、データを取るにも大変な思いをしました。そして鈑金工場にはエアコンが無いので、灼熱地獄との闘いでした(笑)結局日中はほとんど作業できず、夕方から夜中に掛けての作業となりました。徹夜したの何年ぶりだろう(笑)でも夏は夜の方が作業がはかどります。
ヘッドライトトリムは立体的なデザインと独特なくぼみの中にヘッドライトウォッシャーが付いているという、これまた難しい形状です。プレカットデータを使用しましたが、一発で決めるのは難しいと思います。XPELのレーティングでも最高レートの星5つがついていました。
最後にフロントグリルです。ゲレンデは種類が色々あるんですがそれぞれ微妙に形が違っており、データの選択を間違えるとフィルムが無駄になってしまいます。慎重にデータと現車を見比べて形状を確認、無事にインストールできました。
一見簡単そうな形状ですが、引っ張る場所を間違えると最後に合わなくなるというなかなか難易度の高いパーツです。これだけの大きさのパーツをジョイントもスリットも無しで一枚貼りするので、それなりに技量が必要になります。
おまけでグリル内のスリーポインテッドスターにもPPFをインストールしておきました。
最近のクルマはこのあたりにレーダーが入っている場合があり、PPFが邪魔をしてレーダーが使えなくなる場合があります。施工の際には確認が必要です。
ドアカップとドアエッジは写真を撮るのを忘れてしまいました。ゲレンデのドアは独特な形状のため、ドアカップやエッジのPPFは爪傷やドアパンチにとても有効だと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございました。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はヘルメットのラッピングに挑戦です。お楽しみに!
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