2021.07.23
茨城県つくばエリアでラッピング、プロテクションフィルム、コーティングの施工販売をしているボイジー です。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回はメルセデスベンツGLBのお話です。Gクラスというとゲレンデのイメージがありますが、SUV系の車種展開が最近増えているようで、BクラスベースのGLBは2020年に発売になったばかりのクルマです。そんなGLBですが、ルーフレール、ウインドウモール、フロントバンパーリップ、リアバンパーガーニッシュ、ドアガーニッシュ、アウターハンドルにメッキパーツが使用されています。今回ご依頼いただいたお客様は、フロントバンパーのリップ部分に鳥のふんが付着してしまいメッキが変色してしまったため、これを隠すためにラッピングを検討されたそうです。ネットでボイジーを見つけてくださりご来店いただきました。
現車を見させて頂いた結果、フロントバンパーのほかにもウインドウモールのメッキ部分にも水垢のような斑点ができ始めており、これを隠す方法としてスモークフィルムのブラックアウトをご提案しました。
施工前の状態です。ウインドウモールとルーフレールのメッキパーツが高級感あふれるデザインアクセントとなっていますが、汚れが取れないのが難点です。
ミディアムスモークを使ってブラックアウトした状態です。全体的に引き締まった印象になった上に、汚れの付着防止にもなります。最近はメーカーでもブラック仕様のクルマが増えており、ブラックメッキがこれからのトレンドになっていきそうですね。
続いてリアバンパーガーニッシュのメッキパーツをマットフォージドカーボンでラッピングです。
マフラーカッターを囲うように配置されており、凹凸もなかなかの複雑さです。マスキングテープで養生した上で、ナイフレステープを使用して施工しました。なんといっても施工する場所が低い位置にあるため、寝っ転がったりしゃがんだりしてかなり格闘しました(笑)
出来上がりがこちらです。牽引フックのカバーは取り外してラッピングしました。細かいところもきっちり仕上げています。
そして問題のフロントバンパーのリップです。こちらは曲線+鋭角に突き出した形状となっており、一枚では裏面の仕上げが難しいと判断し2枚に分割しています。
目につく上側は1枚で貼ってあります。ちょうど裏側に差し掛かる目につかない部分で分割し、裏側まできっちり仕上げました。バンパーのパーツとのクリアランスが狭いため、フィルムの巻き込みがとても難しいパーツでしたが、ツールを駆使してメッキを完全にカバーしました。元がメッキパーツとは一見思えないような自然な仕上がりになりました。しかし同じ車に乗っている人が見たら、「なにこれ!?」って思うでしょうね(笑)そんなちょっとこだわりのカスタムと言えます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はこのGLBに大問題が発生!果たして解決できるのか?お楽しみに!
現金、銀行振込、クレジット