2021.05.07
ボイジーは茨城県つくば市を中心にラッピングやPPF、コーティングをサービスする会社です。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回は車のルーフラッピングのお話です。通常車のルーフはボディと同色ですが、最近はルーフをカラーチェンジする流れがあります。ヨーロッパ車でもサンルーフ付きの車はルーフをガラスに合わせてブラックにしているのをよく見かけます。また国産車でもルーフを黒または白にして、ボディ色を明るいカラーにしたお洒落な車を見かけるようになりました。
一般的に車の上部を黒くすると重心が低く見え、白くすると少しハイトな感じになります。メーカーも車のデザインに合わせてルーフのカラーチェンジをすることで、ユーザーを取り込むことができるみたいですね。そんなルーフのカラーですが、ラッピングなら多くのカラーや柄が選べ、飽きたら剥がして元に戻せるメリットを活かしやすいカスタムだと思っています。
そんなことを考えていたらまさしくルーフをラッピングしてくださいというご注文をいただきました(笑)
お車はメルセデスベンツのC180です。白いボディに長いボンネットのセダンタイプなのでルーフ自体はそれほど大きくありませんが、ルーフをブラックにすることで少しスパルタンな雰囲気に変身します。今回使用したグロスブラックはルーフからAピラーに沿って装着されているモールのピアノブラックとも相性が良く、メルセデスの上品な雰囲気を損なうことなくまるで純正のような仕上がりになりました。
施工はルーフモールを取り外して行います。実はこのルーフモールの中に埃や砂が入っていることが多く、フィルムの下に入ってしまったりと意外にいたずらをします。今回は比較的新しいお車でしたので、スムースに脱着することができました。そしてルーフモールのハマっている溝にもたくさんの汚れが詰まっていますので、ここをよくお掃除します。それでもごく小さな異物が入る恐れがあるので、マスキングテープで養生をした上で施工します。写真には写ってませんが(笑)
今回使用した3M2080シリーズのグロスブラックにはフィルムの上に薄いキャップフィルムが付いているので、スキージー跡も残りにくくとても綺麗に仕上げることができます。
ご依頼頂いたお客様は、このお車を購入されてからカスタムに目覚めてしまったそうで、純正の雰囲気を崩すことなくAMGっぽく仕上げたかったとのこと。上級モデルにあるサンルーフ付きのブラックルーフにしたいとのご要望でした。出来上がりを見て頂いて想像した通りのカスタムになったと喜んでいただけました。サービスでプレゼントした洗車用のマイクロファイバータオルもご使用いただき、綺麗な状態を維持されているようです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回は凄い車がやってきたお話です。お楽しみに!
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