2021.04.16
茨城県つくば市を中心にラッピングとプロテクションフィルムのサービスを行っているボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回はパートラッピングのお話です。ラッピングというとバス、電車、飛行機などのフルプリントのラッピングを想像してしまいがちですが、ちょっとしたパーツをラッピングすることで全体の印象を引き締めることができます。今回ご紹介するのはサイドミラーのラッピングです。ミラーは車体全体と比べるとかなり小さいんですが、ボディから出っ張っているパーツなので意外とインパクトがあるんです。
今回ご用意した素材(笑)はフォルクスワーゲンのシロッコです。このクルマは僕がカーフィルムやコーティングをお願いしているカースタジオボイスの松川社長の愛車です。コーティングについては次回のブログで書く予定ですが、ボイジーの新規事業として近々立ち上げる予定です。そんな松川社長のシロッコのミラーをスプレッドカーボンでラッピングしてみました。
よくあるボディ同色のサイドミラーです。ミラーのラッピングは基本的に分割での施工となります。無理すれば1枚でも貼れないことはないかも知れませんが、フィルムに無理をさせると必ずどこかに無理が生じて、あとで剥がれや浮きの原因になります。お客様に安心して楽しんで頂くために、剥がれない施工を優先してしています。今回は面が3つ重なる部分に下貼りを入れました。下貼りはなるべく目立たないミラーの内側に施工します。こうすることでフィルムがカバーするのが2面になり、剥がれや浮きが出ない施工が実現できます。またお客様の大切な愛車に傷を付けないよう、施工にはナイフレステープを使い、塗装面上でカッターを使用することは避けています。
出来上がりがこちらです。左右のミラーを同時に見ることはほとんど無いですが、カーボン柄が左右対象になるように注意して施工しています。ミラーのような曲面がきついパーツをラッピングする場合、貼りつき能力を最大限に引き出すためにフィルムを部分的に伸ばすことがあります。しかしむやみに伸ばすとフィルムの元に戻ろうとする力が働いて剥がれの原因となります。伸ばしたフィルムは極力元に戻して施工する、よく言われるフィルムをリラックスさせることが肝心です。
そして完成した全体図がこちら。ボディから出っ張った部分が黒っぽくなったことでクルマ全体の塊感が増し、引き締まった印象になりました。よく見るとサイドミラーはカーボン!ちょっとしたこだわりを感じるカスタムと言えるのではないでしょうか。ミラーのラッピングは25,000円〜、カーボンフィルムを使用した場合で30,000円〜となります。使用するフィルム、ミラーの形状でお値段は変わりますので、興味のある方はボイジーまでお問い合わせください。
ここまでお読み頂きありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はブログ内でもちょっとお話した、コーティングについてご紹介したいと思います。
ボイジーのフィルム事業であるfilmmagicianに新たな1ページが加わります。お楽しみに!
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