2021.07.30
茨城県土浦市でラッピング、プロテクションフィルム、コーティングを行っているボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
前回のブログで施工したメルセデスベンツGLBなんですが、実は問題が発生していました。このクルマのフロントバンパー、リアバンパー、ホイールアーチなどに黒い樹脂パーツが採用されています。当初ご来店頂いた際にこの樹脂パーツに白いシミのようなものが出て来ているのでラッピングで隠せないかご相談を受けたのですが、この手の樹脂パーツはフィルムが剥がれやすいため施工できないとお伝えしていました。
その後オーナー様自身でディーラーやカーショップなどで相談したそうですが、解決には至らずお困りとのことでした。洗車して濡れた時は見えなくなるものの、乾くと白いシミが現れてしまうそうです。
ボイジーではコーティング事業に絡んでGTECNIQ社の全てのケミカルを扱っています。その中で今回のシミを落とせるものがあるか検討したところ、おそらくワックス系物質の残留が原因と考えられたため、樹脂パーツ専用のクリーナーを試してみることにしました。チョイスしたのはGTECNIQ W5。シトラスの香りが爽やかなクリーナーです。汚れ以外の塗装には影響を与えず、しっかりと洗浄してくれる優れものとのことですが、果たして効果の程は?
ラッピング施工後、一番目立たないリアフェンダーの樹脂パーツでこのクリーナーを試したところ、意外にもあっさりシミを落とすことができました。念のため塗装部分はマスキングテープで養生をしていましたが、そういった部分に影響を与えることなく汚れを落とすことができることがわかりました。
施工方法はいたって簡単です。クリーナーを汚れのある部分にスプレーして5分間放置します。その後マイクロファイバータオルで擦りながら汚れを落とします。しつこい汚れには同じ工程を2、3回繰り返せばほとんどの汚れが落ちます。施工前と後の画像がこちらです。
左の写真矢印の上の方に白いシミがあるのがわかるでしょうか?他人から見れば気がつかないレベルですが、オーナー様に取っては小さなトラブルも気になるものです。
同様にフロントバンパーに出ていたシミも落としました。
左が施工前、右が施工後です。光の加減で白っぽく見えますが、シミは完全に除去できています。
この白いシミは他の樹脂パーツ数カ所に出ており、全ての箇所をきれいすることができました。もちろんお客様にも喜んでいただき、笑顔を頂くことができました。
納車後に洗車したオーナー様から、乾いてもシミが出てこないと喜びのご報告がありました。
ボイジーでは樹脂パーツのメンテナンス用ケミカル、コーティング剤の取り扱い、施工を承っております。樹脂パーツが劣化して白っぽくなっている場合でも対応できるものがありますので、お困りの方は是非ご相談ください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回はボイジーさんに代車がやってきたお話です。お楽しみに!
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