2022.02.18
茨城県つくばエリアでカーラッピング、ペイントプロテクションフィルム、コーティングなどを施工販売するボイジーです。
みなさんこんにちは!ボイジー代表の古川です。
今回は前回ウインドウモールをカーボンでラッピングしたプリウスαのインテリアをラッピングしたお話です。オーナー様曰く、カーナビ、エアコン、シフトノブの各パネルの質感が違うため、マットブラックで統一したいとのこと。確かにメタリックシルバーやピアノブラックなどパネルごとに色が微妙に違うのは、運転する時に目に付く部分なので気になりますね。
インテリアのラッピングは貼る場所にもよりますが、基本的には取り外して施工する方が断然やりやすいです。大体のクルマであればネットで検索すると脱着方法が紹介されていますので、DIYでラッピングに挑戦してみるのもオススメです。僕もユーチューブで検索しましたが、人気車種だけにたくさん出てきました。インテリアは普段目にする部分なので満足感は高いカスタムですよね!ルーフやボンネットは運転中見えないですから(笑)
早速施工していきます。まずはパーツを取り外してしっかり脱脂します。インテリアパネルは手で触ることが多い部分なので、意外に脂分がついています。
今回はAVERY DENNISONのマットブラックを使用しました。エイブリーのフィルムは少し薄い印象がありますが、伸びがよく曲面の追従性が抜群です。複雑な形状のパネルですが、目につくパーツなのでできるだけ継ぎ目なく1枚で仕上がるように頑張ります。
右がシフトパネルの施工中の写真です。難しい形状でしたがなんとか1枚で貼ることができました。すべてのパネルを貼り終えたら、トリミング(端の部分や穴のくり抜き)をしてからポストヒーティング(ヒートガンで約95度まで昇温)します。こうすることでフィルムにかかったテンションが抜け、剥がれにくくなります。
ラッピングした各パネルを取り付けて完成です。
インテリアに統一感が出て一体感のある室内になりました。インテリアパネルをラッピングする時の注意としては、エアコンの吹き出し口付近は温度湿度の変化が激しいのでフィルムが剥がれやすくなります。無理に1枚で貼らず分割した方が失敗なくできます。実際僕も分割しています。
またモニターやスイッチ部分のくり抜きは無理にフィルムを押し込むと後で剥がれてきます。ここも無理せず分割した方が良いポイントですね。
インテリアパーツはサイズ的には小さいのでフィルムはそれほど必要ではありません。ネットでよく売られている50cm幅のフィルムでも十分かと思います。ただし形状が複雑になるとそれなりに施工時間がかかりますので、プロに頼むとそれなりの値段にはなります。一概に値段が付けにくいラッピングになりますので、気になる方はHPのお問い合わせフォームからご相談ください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。ボイジーのブログは毎週金曜日に更新しています。
次回は久しぶりにルーフのラッピングです。お楽しみに!
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